完成度は60%で十分

仕事術

「入ってきた仕事について、片っ端から手を付ける」と、仕事がどんどん進むのですが、若かりし頃は、「やりたくても、この仕事が終わっていないからできない」と思ってました。この考え方を捨てると、上手くいきます。

大半の仕事は100%の完成度を求められてはいません。なによりも、完成度は誰が決めるのか?というと、仕事をしている自分ではなく、仕事を依頼してきたお客様であったり、上司です。それなのに、自分の物差しで100%を目指し、そこに到達していないことを理由に、いつまでもやり続けることになるのですが、これは自分で自分の首を絞めているだけです。

仕事は、自分の物差しで30%の段階で1度上司やお客様にお見せする。そうすれば、上司やお客様の物差しで、そのできばえがどの程度だと思うのか、コメントをもらうことができます。すると、自分の物差しと、上司やお客様の物差しの違いがわかり、どのレベルを目指すべきかが解ります。

完成度が上がったと思ったら、再度上司やお客様に提出します。改めて、コメントをもらうことが出来るので、求められているレベルがよりはっきりとしてきます。

これを繰り返すと、物差しがだんだんと一致してきます。すると不思議なことに、上司やお客様の求めていたレベルは、自分が思っていた完成度の60%程度しかなかったということが珍しくありません。

ちなみに、仕事の完成度としては、70%程度の完成度まではかなりのハイスピードで仕上がります。ところが70%を超えると、どんどん進行速度が遅くなります。仕事の完成度のうち、70%までは、仕事に必要な時間の30%以下の時間で出てきてしまうことが多いのに、完成度70%を90%にするのに、全体の30%もの時間を要し、90%を100%にするのに、40%もの時間がかかるなんてことが珍しくありません。

ところが、上司やお客様は、60%程度の完成度しか求めていないならば、残りの作業は過剰品質です。過剰品質にするために、自分の時間の半分以上を使っているということがあるのです。

実は、自分で考えていた品質レベルの60%程度でも、大抵の仕事はOKがもらえます。その物差しがわかれば、仕事のキャパが増えて、「忙しい」と言わずとも、どんどん仕事を進めることができるようになります。

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